高次脳機能障害に関するお知らせ

すずかけクリニックの『高次脳機能障害』支援 

高次脳機能障害ってどんな障害? 
 脳外傷や脳血管障害などの病気により、脳にダメージを受けることで生じる認知障害や行動障害などの症状を「高次脳機能障害」と呼びます。身体に障害が残らないことも多く、外見では高次脳機能障害があることが分かりにくいことに加え、本人も自覚することが難しいため、「見えない障害」と言われることがあります。
高次脳機能障害の原因となる主な疾患  
◆ 脳外傷  ◆ 脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)
◆ 低酸素脳症、脳炎、脳腫瘍など
高次脳機能障害の主な症状 
◇ 記憶障害 ⇒ すぐに忘れる。新しいことを覚えるのが苦手。
◇ 注意障害 ⇒ 同時に複数のことに注意を払えなくなった。うっかりミスが多くなった。集中力が続かなくなった。
◇ 遂行機能障害 ⇒ 物事を関連付けて考えることが苦手になった。段取りが悪くなった。効率的に計画を立てることが苦手になった。
◇ 社会的行動障害 ⇒ 自己主張が強くなった。我慢できなくなった。ささいなことでイライラするようになった。やる気がでなくなった。

生活上はそれほど問題が無くても、仕事のような判断や対人関係などの能力が必要となる場面で、ミスやトラブルを生じ、社会生活に支障がでることもあります。
適切な時期に支援を受け、高次脳機能障害による問題点に「気づくこと」、それに対する効果的な対応方法を具体的に身につけることが大切です。
~多機能、他職種連携して、障害者の社会復帰を支援するすずかけクリニック~