医療法人福智会 すずかけクリニック

てんかん・統合失調症・うつ病治療 名古屋・今池の精神科クリニック

052-731-8300


〒464-0850 名古屋市千種区今池 5-19-12

院長室だより
このページでは、すずかけクリニック院長・福智寿彦の活動や出席した講演会等、日々の出来事を書きつづっています。

院長室だより

当院が新聞で紹介されました

すずかけクリニックが4月11日中部経済新聞「町のお医者さん」コーナーに掲載されました。

今後もメディアを通じて情報を発信していけたらと思います。

パープルマンクッキー登場!

寸心からこんなクッキーをいただきました!


パープルマンは、てんかんの世界的啓発キャンペーンであるパープルデーのキャラクターです。

これからもパープルマンはてんかんを持つ人を応援し続けます。

<English>

Purple Man has now become a delicious cookie! 

He is a character of Purple Day, a worldwide epilepsy awareness campaign.

Purple Man will continue to support people with epilepsy.

第38回サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催しました

3月30日(土)、第38回サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催しました。


第38回サイコソーシャルリハビリテーション研究会(共催:ヤンセンファーマ株式会社)

日時:2019年3月30日(土)17:00~18:30
会場:名鉄グランドホテル11階「桂の間」

座長:医療法人福智会すずかけクリニック 院長 福智寿彦
一般演題:「維持期を見据えた統合失調症治療‐パリペリドンの役割‐」
医療法人回精会 北津島病院 苅田公平先生

座長:愛知医科大学 精神科学講座 教授 兼本浩祐先生
特別講演:「通信情報技術や人工知能を活用した今後の精神科医療の展望と課題」
慶応義塾大学医学部精神・神経科学教室 専任講師 岸本泰士郎先生


苅田先生からは、維持期の統合失調症のケースに、従来の向精神薬からパリペリドンにスイッチした場合の効果についてご報告いただきました。従来の向精神薬では錐体外路症状など副作用が出ていたケースも、パリペリドンを使用したことでCP換算値が低下し、副作用が軽減するなどのメリットがあったそうです。
臨床に即したデータをご提示いただき、大変参考になりました。

岸本先生からは、AIやオンライン診療についてご講演をいただきました。当初、情報通信技術やAIをテーマにお話しくださるとのことで、難しいお話なのでは…と先入観を持っていましたが、大変興味深く勉強になるご講演でした。

今後は幅広い分野でますますAIの活用が進んでいくと思われますが、例えばスタッフ自身の共感性や患者さんへの接し方・関わり方のスキル向上のため、AIを用いてコミュニケーションのあり方をチェックするなど、精神科リハビリテーションの領域でもAIを上手に取り入れ、人のスキルや人間力もアップできる時代が来るとよいなと感じました。また、遠隔診療についても日本は海外に比べて導入が遅れていますが、メリットを生かしながら精神科医療にも導入が進んでいくことを期待しています。

ご講演くださった先生方、誠にありがとうございました。

次回のサイコソーシャルリハビリテーション研究会は、6月29日(土)に開催予定です。
多くのDr.、コメディカルの先生方のご参加をお待ちしております。


 

<English>

39th Psychosocial Rehabilitation Workshop
March 30th

Dr Kariya showed us the effects when the medicine was changed from previous psychoactive drugs to Paliperidone. In cases where previous drugs has caused side effects such as extrapramidal symptoms, Paliperidone had shown less side effects.

Dr Kishimoto gave us a lecture on AI (Artificial Intelligence) and online medical examination. AI is expected to be introduced even into psychiatric fields in the future. For example, AI could be used to check the medical staff’s empathy and their attitude to the patients.

Thank you very much for the wonderful lectures. The next workshop will be on June 29th.

医療者のためのてんかん講習会が開催されました

名古屋大学医学部附属病院にて、愛知県てんかん治療医療連携協議会主催のてんかん講習会が開催されました。


2月3日(日)医療者のためのてんかん講習会(会場:名古屋大学医学部附属病院)

第一部 座長:名古屋大学大学院医学系研究科精神医学・親と子どもの心療学分野 尾崎紀夫先生
てんかん診療連携について」名古屋大学大学院医学系研究科障害児(者)医療学寄付講座 夏目淳先生
てんかんの診断・分類」愛知医科大学精神科学講座 兼本浩祐先生
てんかん患者の社会参加」医療法人福智会すずかけクリニック 福智寿彦

第二部 座長:名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学講座 勝野雅央先生
てんかんの内科的治療」愛知医科大学小児科学講座 奥村彰久先生
てんかんの外科的治療」名古屋大学脳とこころの研究センター 名古屋大学大学院医学系研究科脳神経外科学講座 前澤聡先生


講習会までに十分なお知らせの期間がなかったにも関わらず当日はのべ108名の方にご参加いただき、本協議会の注目度の高さがうかがえました。県外から参加くださった方もいらっしゃったようです。今回はてんかん医療にかかわるコメディカルの方向けの講習会でしたが、愛知県のてんかん医療の向上と連携構築のため、当院も貢献できるよう力を注いでまいります。

愛知県てんかん治療医療連携協議会

 

第37回サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催しました

2月2日(土)、第37回名古屋サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催しました。


2月2日(土) 第37回サイコソーシャルリハビリテーション研究会
会場:メルパルク名古屋 3階シリウス(共催:大塚製薬株式会社)

一般演題「新規抗精神病薬の処方経験からの考察
医療法人美衣会 衣ヶ原病院 診療部長 松平千秋先生

特別講演「精神科領域におけるShared Decision Making (SDM) の実現可能性
杏林大学精神神経科学教室 教授 渡邊衡一郎先生


一般演題でご講演いただいた松平先生からは、新規抗精神病薬についてご講演いただきました。内容としましては、新規抗精神病薬に関してはDVDや冊子などのツールを製薬メーカーが作成されており、精神科に受診する重苦しいイメージを軽減させたり、薬が効くことを患者さんにイメージしてもらうにはいいツールとして役立つとのご指摘をいただきました。

また、特別講演では杏林大学の渡邊先生をお招きし、精神科領域におけるShared Decision Makingについてご講演いただきました。

昔は医師主導の医療がなされていましたが、90年代からインフォームドコンセントの概念が一般的になりました。しかし、医療者側が情報提供をして当事者が同意するという一方向の意思決定となっており、当事者の意思が十分尊重されるとはいえない部分もありました。

Shared Decision Making (SDM) は医師と当事者が双方向に協働・対話しながら同じ病気に立ち向かうチームとして治療方針の選択を行うことで、当事者に治療者としての意思決定の役割を持たせる意味合いもあるとのことでした。これにより、当事者の意志も尊重することになり、ひいてはリカバリーにつながることを分かりやすくご講演いただき、大変勉強になりました。

ご講演いただいた松平先生と渡邊先生に感謝申し上げます。

次回のサイコソーシャルリハビリテーション研究会は3月30日(土)に開催予定です。広くご参加いただければ幸いです。