求人情報
現在、当院では一緒に働いていただける下記の職種の方(常勤・非常勤)を募集しております。
- 看護師
- 精神保健福祉士
- 臨床心理士(取得見込み可)・公認心理師(必須)
勤務時間や勤務日数などのご相談や、詳細についてのお問い合わせ、応募は下記までお願いします。見学も可能です。
すずかけクリニック 052-731-8300(担当:伊東)
すずかけクリニック|名古屋市のてんかん治療・精神科・心療内科
2022年1月16日
現在、当院では一緒に働いていただける下記の職種の方(常勤・非常勤)を募集しております。
勤務時間や勤務日数などのご相談や、詳細についてのお問い合わせ、応募は下記までお願いします。見学も可能です。
すずかけクリニック 052-731-8300(担当:伊東)
2022年1月 5日
日本精神障害者リハビリテーション学会第28回愛知大会が令和3年12月11日~12日にオンラインにて開催されました。
第一日目
異なる障害を持つ人同士のコミュニケーション「異障害コミュニケーション」が今回の大会のテーマでした。
統合失調症などの精神障害を持つ人、てんかん発作のある人、知的障害を伴う人、身体障害を持つ人などが集まる場所では、障害への偏見や理解不足などから様々なトラブルが発生します。
多職種間や、患者と職員の間も同様です。自分と異なる障害を持つ人を排除するのではなく、様々な障害の特性を理解し合い、みんなで話し合う事によりトラブルを解決し、リカバリーを進めていく。すずかけクリニックデイケアでの取り組みが発表されました。
第二日目
大会二日目には、「友達やめた」の映画上映がありました。
異なる障害をもつ二人の葛藤を撮ったドキュメンタリー映画で、今回の学会のテーマである「異障害コミュニケーション」を学ぶにはピッタリの映画でした。
映画上映後には今村監督、福智先生、兼本先生、本田先生、多喜田先生とのシンポジウムがあり、発達障害など様々な障害をもつ人との関わりについて活発な討論がなされました。
二日間の学会期間中、てんかんや精神疾患、発達障害、認知症などを抱える方の症例
や病理、また様々な職種の視点によるリハビリテーションについて、深く学ぶ事ができ
ました。
12月22日にすずかけクリニックに於いて、てんかん症例検討会が開催されました。
患者様のプライバシーを考慮し、個人情報に関する内容は若干変更してあります。
症例1:過去に何回か症例検討会で検討している方の発作時脳波について検討をしました。発作は補足運動野の発作である、との結論でした。側頭葉てんかんとの違いなども検討しました。
症例2:様々な発作症状の訴えがある方の症例です。過去には数回てんかん発作があった可能性もありますが、現在は精神症状についての改善が重要であり、背景に発達障害がないのかを検討していくことになりました。
症例3:若年性欠神てんかんの症例です。今後の薬物療法について検討しました。
症例4:てんかんとPNESを疑われている方の症例です。発作時ビデオからPNESではなく、てんかん発作であろうとの結論に至りました。現在発作は抑制されておらず、今後の薬物療法についての検討をしました。
次回のてんかん症例検討会は令和4年1月19日にすずかけクリニックにて開催予定です。
当院では中学生から高齢者の方まで、
日本てんかん学会認定・てんかん専門医によるてんかんの専門的治療を受けることができます。
診療をスムーズに行なうために【予約制】としていますので、診療をご希望の方は
事前にご予約のお電話をお掛けください。