てんかん・統合失調症・うつ病治療 名古屋・今池の精神科クリニック

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第22回 名古屋サイコソーシャルリハビリテーション研究会

平成25年11月16日(土)メルパルクNAGOYAにて、第22回名古屋サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催致しました(共催:ヤンセンファーマ株式会社)
当日のご講演内容をご紹介します。

 

左から、森 康浩先生(愛知医科大学)、兼本 浩祐先生(愛知医科大学)、上田 敬太先生(京都大学)、福智 寿彦

左から、森 康浩先生(愛知医科大学)、兼本 浩祐先生(愛知医科大学)、上田 敬太先生(京都大学)、福智 寿彦

 

<一般演題>『外来患者の副作用実態調査から見えてきたもの』
(愛知医科大学医学部 精神科学講座 助教 森 康浩先生)

薬物治療を受けている方の多くが悩まされるのが副作用です。
森先生のご発表では、アンケートを患者さんだけでなく医師にも実施し、患者さんが悩みを抱えている副作用を医療者がどれだけ把握できているか、そのギャップを調査するという試みについて紹介していただきました。

 

<特別講演>『高次脳機能障害について』
(京都大学医学部附属病院 精神神経科 助教 上田 敬太先生)

今回講師としてお招きしたのは、京都大学医学部附属病院 精神神経科の上田 敬太先生です。
先生の専門分野である「高次脳機能障害」についてご講演いただきました。
ご講演では、実際の事例について検査画像とともに分かりやすく紹介してくださり、高次脳機能障害への理解が深まる内容でした。

一言で高次脳機能障害といっても、障害の要因や障害部位により現れる症状は様々です。
今回は、脳腫瘍の事例、局所脳損傷の事例、びまん性軸索損傷の事例にみられた各疾患の特徴をご説明いただきました。

また、患者さんの訴える症状が脳損傷そのものに由来する一次的な症状ばかりとは限らず、それが二次的な症状や、脳損傷との関連が低い症状である可能性を視野に入れた、複数の視点から診断を行なうことの重要性も強調してお話しくださいました。

それぞれの疾患に応じたリハビリテーションのヒントとして、先生が実際に実践されているリハビリテーションもご紹介いただき大変参考になりました。

現在、びまん性軸索損傷を中心に脳の損傷と後遺症の関係について京都大学で研究を進めておられるとのことで、今後の研究の進展に期待が集まっているようです。

 

今回ご講演くださったお二人の先生、ご参加くださった皆様に御礼申し上げます。
次回の名古屋サイコソーシャルリハビリテーション研究会は平成25年4月頃を予定しています。
詳細は決まり次第Webサイト上でもご案内致します。

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