てんかん・統合失調症・うつ病治療 名古屋・今池の精神科クリニック

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2013年9月のてんかん症例検討会

平成25年9月18日(水)に、愛知医科大学の兼本 浩祐先生、名古屋大学医学部附属病院の梶田 泰一先生ご参加の下、9月の「てんかん症例検討会」をすずかけクリニックで開催しました。

今回は実際の映像を見ながら、発作の観察に主眼を置き、また検討会の場にご本人とご家族にも参加していただき診断を検討していくという貴重な機会になりました。

当日検討会に上ったケースの一部をご紹介します(プライバシー保護のため、内容については一部改編しています)

◇ ケース1

母親の発作観察の映像から、発作型を検討。運動症状ではなく、発声から始まるという指摘から、発作型は側頭葉の複雑部分発作ではない可能性が考えられました。また、脳波検査からも明確な所見得られず、発作症状と脳波検査の結果から、確実なてんかん診断はできないという検討結果が得られました。
◇ ケース2

発作コントロール不良にて、前頭葉てんかん疑い、外科手術の導入も視野に入れたケース。明確な病巣のない前頭葉てんかんでは、外科手術を実施したとしても、後遺症の残る可能性を考えると得られる効果が期待できにくく、脳波所見から、前頭葉てんかんにしては所見が多すぎるため、発作の観察数をもう少し増やし、再検討していく必要があるという議論がなされました。また、VPAとLTG併用にて血中濃度上げる等血中濃度の上昇を見込んだ薬剤調整が必要ではないかという検討もなされました。

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