医療法人福智会 すずかけクリニック

てんかん・統合失調症・うつ病治療 名古屋・今池の精神科クリニック

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「てんかんの薬物療法の基本と具体例」・「受け手から見る外科治療」「受け手から見る心因性非てんかん発作」

「てんかんの薬物療法の基本と具体例」・「受け手から見る外科治療」「受け手から見る心因性非てんかん発作」

平成27年4月25日(土)メルパルクNAGOYAで、「成人のためのてんかん診療フォーラム」(共催:グラクソ・スミスクライン株式会社)が開催されました。

今回の各先生方のご講演は、てんかんに関する基礎から専門的なお話まで大変わかりやすく、また後半のディスカッションでは病診連携の在り方について、大学病院やクリニックなど様々な立場からの意見交換がなされました。質疑応答でも、公的文書や薬剤調整など、日常臨床に役立つ実践的な話題が多かったように思います。

今回はパープルデーにつきましても缶バッジやTシャツ等のグッズを展示させていただき、来場された方にもご注目いただきました。
ありがとうございました!

 

第1部 <薬物療法を考える>
 『てんかんの薬物治療の基本と具体例』

(京都大学大学院医学系研究科 脳病態生理学講座 教授 池田 昭夫先生)

今回のフォーラムの第1部では、薬物療法をテーマに京都大学の池田先生にご講演いただきました。
症例報告とともに、てんかん薬物療法についての基礎的な情報や、現代のてんかん治療医に求められる知識やスキル(併用薬と併存疾患を考慮した薬剤選択の必要性等)についてのお話がありました。

★ 一言メモ てんかん診療のポイント ★
1)発作症状からてんかん焦点を判断する
2)初回発作なのか、てんかん症候群による慢性反復性発作なのかを区別する
3)急性症候性発作には急性期治療、慢性期には治療目標を見据えた治療を
4)副作用なく・あるいは最小限の副作用で、許容できる発作レベルに抑制する

 

第2部 <診療連携を考える>
 『受け手から見る外科治療:手術可能なてんかん』
(名古屋大学大学院医学系研究科 脳神経外科学 准教授 梶田 泰一先生)

 『受け手から見る心因性非てんかん発作』
(愛知医科大学医学部 精神科学講座 教授 兼本 浩祐先生)

第2部では、てんかんの外科的療法とPNES(心因性非てんかん発作)という、複数の診療科での診療連携が必要となるケースも多い二つのテーマについて取り上げられました。

★ 一言メモ 外科手術が可能なてんかん (てんかんガイドラインより) ★
a) 内側側頭葉てんかん (治療成績として、薬物治療のみのグループよりも手術を行なったグループの方が良い成績)
b) 器質病変が検出された部分てんかん
c) 器質病変を認めない部分てんかん
d) 一側半球の広範な病変による部分てんかん
e) 失立発作をもつ難治てんかん

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