てんかん・統合失調症・うつ病治療 名古屋・今池の精神科クリニック

052-731-8300


〒464-0850 名古屋市千種区今池 5-19-12

  1. トップ
  2. 講演会
  3. 第3回「アンチスティグマ研究会」を開催しました

第3回「アンチスティグマ研究会」を開催しました

第3回「アンチスティグマ研究会」を、すずかけクリニックで開催しました。今回も19名で勉強会としてテキスト『アンチスティグマの精神医学』ノーマン・サルトリウス著、日本若手精神科医の会訳, 2013, 金剛出版)の通読を行ないました。

今回通読した中にはテキストの著者、ノーマン・サルトリウス氏がいくつかの「嫌いな言葉」…「コンプライアンス」、「統合失調症者(という表現)」等々…を挙げている箇所がありました。

 

従来は「患者が医療者の指示にどれだけ従っているか」を指し示す言葉として「コンプライアンス」という言葉が医療現場では使われていましたが、最近では「患者が積極的に治療方針の決定に参加する(医療者だけが治療方針を決める権限をもつのではない)」という考えが普及し「アドヒアランス」という用語が使われるようになってきました。
また、イギリスでは「医療者と患者の協力関係による治療」という考えの下、「コンコーダンス」という言葉が使われています。

 

時代とともに医療や保健福祉についての考えが変わり、治療関係のあり方そのものが見直され、使われる言葉が変化していくということはしばしば起こります。
いま私たち医療者が日ごろ何気なく使っている言葉の中にも、いびつな治療関係や、偏見の種となる用語がたくさん潜んでいるかもしれません。
こうした言葉へのセンシティブさを身につけることも、質の高い医療や保健サービスを提供していこうとする上では必要不可欠なスキルなのではないでしょうか。

 

第4回「アンチスティグマ研究会」は、2014年3月27日(木)(19時~21時)、すずかけクリニックで開催予定です。

次回以降は、平成26年8月10日(日)に開催予定の、「アンチスティグマ」をテーマとした市民公開講座(無料)の運営委員会も同時に行ないます。

市民公開講座には、これまでテキストとして使用している『アンチスティグマの精神医学』の著者、ノーマン・サルトリウス氏もお招きする予定です。

当法人以外でも、市民公開講座の運営にご協力いただける医療関係者の方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!
(勉強会だけの参加をご希望の方も歓迎です)

(連絡先) すずかけクリニック (052-731-8300) 担当:笹川

このエントリーをはてなブックマークに追加

« »