てんかん・統合失調症・うつ病治療 名古屋・今池の精神科クリニック

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2020年5月のてんかん症例検討会

5月20日(水)、すずかけクリニックにて定例のてんかん症例検討会が開催されました。検討された症例は以下の通りです(プライバシーにかかわる内容は一部事実と異なる内容となっています)。

1. 夜間の発作やけいれんを繰り返している方の症例です。長時間脳波ビデオモニタリングでの発作の捕捉の様子などを観察しながら検討が加えられました。補足運動野の発作であり、手術は難しいが、LCMとPERの組み合わせで発作を減らせる可能性が示唆されました。
2. 幼児からけいれんや脱力、眼球偏位を経験している方の症例です。直近の二つの発作がPNESか、本来のてんかんは何かについて検討がなされました。それぞれPNESと焦点性てんかんと思われるが、後頭葉由来とは考えにくいとの結論でまとまりました。
3.成人後に二度大きな発作を経験している方の症例です。てんかんであるか、タイムスパンのある場合の効薬判定はどう出していくのかなどについて検討が加えられました。初回は失神発作と思われるが、二回目はてんかんと見なして車の運転は控えるようにするのが望ましいとのことで意見の一致を見ました。

次回は6月17日(水)、すずかけクリニックにて開催予定となっております

6月プログラムのお知らせ

みなさん、こんにちは。

コロナによる緊急事態宣言も解除され、日常が戻りつつあります。

第二波が来るなど心配はつきませんが、コロナに負けない対策を行なっています。

コロナに油断せず、プログラムに参加しましょう。

「おおなみ」2020年5月号に記事が掲載されました

公益社団法人日本てんかん協会愛知県支部の機関紙「おおなみ」2020年5月号に、私の記事を掲載していただきました。目の前の状況を打破する一つのヒントにしていただけたらと思います。
以下、同文を掲載します。

やってみてからしかわからない事

                                            医療法人 福智会 すずかけクリニック 福智寿彦

今年度も波の会愛知県支部の顧問役を務めさせていただく、すずかけクリニックの福智寿彦です。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 以前、マラソンで世界を飛び回っているときに「どうしてそんなに辛いことに時間をかけて一生懸命にやってるの?意味わかんない」とよく言われました。

私は特に目的をもってマラソンを始めたわけではなくて、健康維持とダイエットのために走り始めたのがきっかけでした。それが走っているうちに楽に長距離走れるようになりどんどん距離を伸ばして時間を縮めていき、フルマラソンを4時間以内で走れるようになりました。練習しているときは苦しいのですが、本番の海外のマラソンで走っているときは世界中の人が自分を応援してくれているような気になり楽しく走れました。

 マラソンで自分に得られたものは何かと考えても特にはないような気がします。

 苦しい時は何も考えられません。ただ単に苦しいだけなのですが、練習をさぼっている日常に戻ると、苦しいなという感覚を忘れて頭の中で色々考えてしまいます。仕事のこと個人的な事将来のことなど。しかしマラソンの練習を再開すると「そんなことちっぽけで大したことではないな」と思えます。

 そういう意味で、マラソンは頭の中で考えていても上手くいかないときに一度肉体的苦痛によってリセットしてくれる作用がある気がします。座禅に似ています。

 コロナウイルスが流行し読書かDVDの映画三昧の毎日で運動不足になり、体重が8キロも増えてしましましたが、部屋にこもって本ばかり読んでいても思考に偏りが出てきます。皆さんは毎日どのように過ごしているのでしょうか?たまには肉体を目覚めさせて、実感として得られる考え方も持ってみたらいかがでしょうか?私も明日からジョギング復活させようかと思います。 今年度皆様健康に気を付けて一年お過ごしください。