医療法人福智会 すずかけクリニック

てんかん・統合失調症・うつ病治療 名古屋・今池の精神科クリニック

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サイコソーシャルリハビリテーション研究会

第38回サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催しました

3月30日(土)、第38回サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催しました。


第38回サイコソーシャルリハビリテーション研究会(共催:ヤンセンファーマ株式会社)

日時:2019年3月30日(土)17:00~18:30
会場:名鉄グランドホテル11階「桂の間」

座長:医療法人福智会すずかけクリニック 院長 福智寿彦
一般演題:「維持期を見据えた統合失調症治療‐パリペリドンの役割‐」
医療法人回精会 北津島病院 苅田公平先生

座長:愛知医科大学 精神科学講座 教授 兼本浩祐先生
特別講演:「通信情報技術や人工知能を活用した今後の精神科医療の展望と課題」
慶応義塾大学医学部精神・神経科学教室 専任講師 岸本泰士郎先生


苅田先生からは、維持期の統合失調症のケースに、従来の向精神薬からパリペリドンにスイッチした場合の効果についてご報告いただきました。従来の向精神薬では錐体外路症状など副作用が出ていたケースも、パリペリドンを使用したことでCP換算値が低下し、副作用が軽減するなどのメリットがあったそうです。
臨床に即したデータをご提示いただき、大変参考になりました。

岸本先生からは、AIやオンライン診療についてご講演をいただきました。当初、情報通信技術やAIをテーマにお話しくださるとのことで、難しいお話なのでは…と先入観を持っていましたが、大変興味深く勉強になるご講演でした。

今後は幅広い分野でますますAIの活用が進んでいくと思われますが、例えばスタッフ自身の共感性や患者さんへの接し方・関わり方のスキル向上のため、AIを用いてコミュニケーションのあり方をチェックするなど、精神科リハビリテーションの領域でもAIを上手に取り入れ、人のスキルや人間力もアップできる時代が来るとよいなと感じました。また、遠隔診療についても日本は海外に比べて導入が遅れていますが、メリットを生かしながら精神科医療にも導入が進んでいくことを期待しています。

ご講演くださった先生方、誠にありがとうございました。

次回のサイコソーシャルリハビリテーション研究会は、6月29日(土)に開催予定です。
多くのDr.、コメディカルの先生方のご参加をお待ちしております。


 

<English>

39th Psychosocial Rehabilitation Workshop
March 30th

Dr Kariya showed us the effects when the medicine was changed from previous psychoactive drugs to Paliperidone. In cases where previous drugs has caused side effects such as extrapramidal symptoms, Paliperidone had shown less side effects.

Dr Kishimoto gave us a lecture on AI (Artificial Intelligence) and online medical examination. AI is expected to be introduced even into psychiatric fields in the future. For example, AI could be used to check the medical staff’s empathy and their attitude to the patients.

Thank you very much for the wonderful lectures. The next workshop will be on June 29th.

第37回サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催しました

2月2日(土)、第37回名古屋サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催しました。


2月2日(土) 第37回サイコソーシャルリハビリテーション研究会
会場:メルパルク名古屋 3階シリウス(共催:大塚製薬株式会社)

一般演題「新規抗精神病薬の処方経験からの考察
医療法人美衣会 衣ヶ原病院 診療部長 松平千秋先生

特別講演「精神科領域におけるShared Decision Making (SDM) の実現可能性
杏林大学精神神経科学教室 教授 渡邊衡一郎先生


一般演題でご講演いただいた松平先生からは、新規抗精神病薬についてご講演いただきました。内容としましては、新規抗精神病薬に関してはDVDや冊子などのツールを製薬メーカーが作成されており、精神科に受診する重苦しいイメージを軽減させたり、薬が効くことを患者さんにイメージしてもらうにはいいツールとして役立つとのご指摘をいただきました。

また、特別講演では杏林大学の渡邊先生をお招きし、精神科領域におけるShared Decision Makingについてご講演いただきました。

昔は医師主導の医療がなされていましたが、90年代からインフォームドコンセントの概念が一般的になりました。しかし、医療者側が情報提供をして当事者が同意するという一方向の意思決定となっており、当事者の意思が十分尊重されるとはいえない部分もありました。

Shared Decision Making (SDM) は医師と当事者が双方向に協働・対話しながら同じ病気に立ち向かうチームとして治療方針の選択を行うことで、当事者に治療者としての意思決定の役割を持たせる意味合いもあるとのことでした。これにより、当事者の意志も尊重することになり、ひいてはリカバリーにつながることを分かりやすくご講演いただき、大変勉強になりました。

ご講演いただいた松平先生と渡邊先生に感謝申し上げます。

次回のサイコソーシャルリハビリテーション研究会は3月30日(土)に開催予定です。広くご参加いただければ幸いです。

 

 

[Eng/Cn below] 第36回名古屋サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催しました

10月13日(土)、ホテルサンルートプラザ名古屋で第36回名古屋サイコソーシャルリハビリテーション研究会を開催しました。
今回の研究会では、千葉大学社会精神保健教育研究センターから渡邊博幸特任教授をお迎えしご講演して頂きました。薬物療法、周産期メンタルケア及び就労支援の面から統合失調症者の暮らしを支えることに関するご講演でした。薬物療法、長期入院防止プログラム、就労支援についてのコメディカルの役割、今後の精神医療のあるべき姿などについて、分かりやすくご説明して頂き、非常に勉強になりました。渡邊教授には本当に感謝申し上げます。

次回のサイコソーシャルリハビリテーション研究会は2月2日(土)に開催予定ですので、Dr.をはじめコメディカルの方々にも広くご参加いただければ幸いです。

 

(さらに…)